厳しい?教わる?それとも
意外かもしれませんが
本を読みます
「読書は嫌い!」と自分では思っていたのですが
副院長に「先生、本読むの好きだよね」と言われ
よく考えてみると
「真田幸村」「アインシュタイン」など、興味を持った人の本を中心に読んでいました
あと、野球のトレーニングや身体のケアの本を図書館で、よく読みましたね
「本を読む」というより無意識に「調べる」と思っていたので
「読書」とは、自分の脳で思っていなかったみたいですね
自分が何気に取った本は、無意識に自分が欲していることが多いので、買わなくても、眺めるだけでも意外な自分の発見があって面白いですよ
また、本屋の陳列みると
「今一番、世間で、売れている本」
「今一番、読者に、求められている、興味がある本」
など、流行がわかるので、面白いですよ
医学書コーナーで最前列の一番目立つところに大量に山済みされて販売されていた本
それがこちらです
私にとって、凄くショックでした
なぜか?
私たちが研修時代、師匠や兄弟子に厳しく教えられました
画像の見方や患部の診察、患部の固定
固定材料の作り方、固定の仕方などなど
色々と厳しく教えられたものです
包帯などの固定が、出来ないと何回でも何十回でも、やり直しをさせられました
包帯は、シワ1つ出来ると「患部の圧が変る!」と怒られました
シーネやギプスは、サイズが合わなかったり、形が違うと何回でも作り直しでした
レントゲンや超音波など画像診断も、読影できないと、読影できるまで、いつまでも画像の前で、講習でした
などなど
厳しかったけど、今では、もの凄く役立っています
師匠や兄弟子には、感謝ですね
でも、今は
本屋の目立つ場所に大量に置かれているという事は、今一番、売れているという事です
または、多くの医療従事者が今一番、求めているという事です
ということは
師匠や兄弟子など、教えてもらう機会が少なくなっているということ?
師匠や兄弟子で、教える人が減ったということ?
パワハラなどを避けるため、指導しなくなったということ?
師匠や兄弟子に、学ぶ人が減ったということ?
マッサージなどの慰安行為を求める人が増え、提供する医療の質が低下しているということ?
学校が増えすぎて、学生の質が下がっているということ?
などなど
「なぜ?」を考えると
今まで、感じてはいたことですが
本を目の前にすると、さらに実感してしまい
なんだか、寂しく感じましたね
きっと、様々な理由が、複雑に絡み合って起こっている現象なのかもしれませんね
でも、優秀な医療従事者が海外に行ったり、優秀な柔道整復師が辞めたりしているのも関係しているかもしれませんね
当院は「ほねつぎ」と真っ赤で、ド派手な看板を上げているので
怪我した方は、遠慮なくドアを開けてください!!
遠慮なくドンドンお越しくださいね!!