鹿児島国体 障害者競技
鹿児島国体 障害者競技を観に行きました
私が最初に障害者と出会ったのは小学6年生の時
リハビリで通っていたスイミングスクールのプールサイドに膝から下がプラスチックで作られた義足を見て「なんでここに脚があるんだ?」という出会いです
義足の持ち主が、プールで泳いでいたのでわからなかったんです
普通に練習していて「凄いな」と思って、練習の帰りに近くの駄菓子屋さんで、毎回、奢ってくれて面白い話をしてくれて「優しいお兄ちゃん」というイメージだったのが鵜狩剛さん
私が中学、高校と進んでも変わらず気さくに話して、駄菓子を買ってくれる鵜狩さん
バルセロナオリンピックに出場しました
南日本新聞に「伝説のスイマー復活」って記事が載ってましたね
もちろん、今回は2種目優勝していました
おめでとうございます
そして、もう1人の障害者を知るキッカケになった重要な人
成田真由美さん
世界新7個
オリンピック金メダル15個
レジェンドスイマーです
シドニー、アテネ、オリンピック一緒に行きたかった・・・。
2種目優勝おめでとうございます
成田さんとの最初の出会いは、私が高校生の頃、24時間テレビで、新島~隼人港を遠泳した仲間です
直線16kmの距離を潮で流され、もっと泳ぎましたね
今回、鹿児島国体に出場するという連絡を頂き、当時の24時間テレビメンバーで再会しました
私は恥ずかしながら「障害者とどうやって接していいか?わからない」と思い、なんとなく避けてしまう事があったのですが
鵜狩さんや成田さん、最近はTVドラマでなんとなく「〇〇したらいい」という事を知ることが出来、少し接しやすくなった気がします
当院の周辺も特別支援学校や盲学校などがあるので、接し方や見方など、自分自身がほんの少しだけ変化したように感じます
でもまだまだ、知らない人だと「どうしたらいいのか?」となってしまう時も多くあります
きっと私と同じように「どう接していいか?わからない」という人も多いと思います
反対に障害者からも「〇〇と接してくれた方がやりやすい」と感じる場合もあるかもしれません
障害者が取り組んでいる姿で感動を伝えるだけでなく
お互いがもっと支える方法、接する方法などを、わかりやすくメディアなどで発信してくれると多くの人が気軽に接しやすく、全員に優しくなれる街になるかもしれませんね
もう1つ
今回気づいたことは地方に行くと車社会なので、公共機関が意外とバリアフリーでないという事を成田さんに教えてもらいました
私も公共機関に乗る機会少ないから、気付かなかったです
どんなことでも教えてもらって、初めて気づかされることって意外と多いですよね