好転反応!?

好転反応って聞いたことありますか?

整体など施術を受けた後、よく聞く言葉です

 

好転反応をGoogleで検索すると

「好転反応とは

マッサージや整体など施術を受けた後に身体が回復する過程

一時的に症状が悪化したように感じる反応

症状は痛み、かゆみ、だるさ、発熱、眠気、腹痛、吹き出物、下痢など

出現から1~3日で徐々に薄くなる

施術箇所や人によって異なる

施術によって老廃物や疲労物質などが血中に入り排出される過程

体調に変化が現れるため『回復の証』と言われる」

と書かれていました

 

厚生労働省では、このように記載されています

「好転反応には、科学的根拠はない

注意喚起をしている

症状がつらい場合は、無理せず身体を休めましょう

また、長時間症状が取れなかったり激しい痛みを感じる場合は

医療機関を受診しましょう」

と書かれています

 

東洋医学では好転反応に似た「瞑眩(めいげん)」という症状があります

これは簡単に言うと「漢方の副作用」です

 

例えば下痢の症状の場合

毒素を体外に出すためワザと下痢を促進する場合があります

O157など食中毒による下痢などの場合、西洋医学でも浣腸をしたりして排出させます

これは「薬の作用」です

副作用で、下痢による倦怠感や発熱など起こります

 

尿管結石の場合も利尿を促進させます

利尿作用を促進させるためにアルコールを飲むように勧める場合もあります

その結果、副作用として頻尿や倦怠感など症状が出ます

 

食べ過ぎた場合「胃もたれ」を起こします

胃もたれは「食べ過ぎや飲みすぎ・脂っこいのが多かった」などの副作用ですね

翌日、頭痛や倦怠感、腹部の膨満、疲労感など副作用があると思います

 

このように東洋医学の場合、漢方薬による「副作用」の部分を「瞑眩」と指す場合が多いです

では当院的考えは?

怪我や痛み・体調不良の場合

緊張により、無意識に身体に無駄な力が入っています

そのため施術を受けた後、怪我や痛み、体調不良が少し改善されることにより

神経が収まり、身体の緊張が解け、無駄な力が抜け、リラックスすると思います

その結果、自宅についてから眠気が起こります

 

重要なのはココです

 

眠気が起こった時、10分でも20分でも

少し寝ると身体も症状も更に回復します

 

なぜなら「身体を休めて回復したい」という身体のサインだからです

しかし、ココで「身体のサインを無視して」何か作業が続くと

夜や夜中にぐったりしたり、熱が出たりすると思います

 

これは旅行に出かけて家に帰りついた時、安堵感から眠くなるのと似ています

安堵感で少し寝ると元気になりますが、ココでなにか作業すると夜にぐったりし

翌日、旅の疲れから不調が出ると思います

 

病院でも同じです

症状がきつく、病院で診察を待つ間、緊張で身体に余計な力が入りガチガチですが

診断受けて安心すると急に眠気が襲ってきて眠りに入り、起きたら症状が少し回復していると思います

 

このような症状を当院では「好転反応」というのではないか?

と思っています

 

注意してほしいのは

「揉み返しは違う」ということ

 

では「揉み返し」は?

揉み返しは「筋肉の破壊」です

なぜ起こるのか?

 

実はこれ医学書の中では

「術者と患者の身体解剖知識力欠如もしくは信頼関係によるもの」

と書かれています

 

術者と患者のお互いが信頼していない場合

怪我や痛みが強い場合

緊張や痛みによって身体に余計な力が入ります

 

緊張した筋肉を「身体(筋肉)が凝ってている」と判断されたら?

もう絶滅危惧種ですが患者が「硬い所をグリグリ押して欲しい」なんて言っていたら?

 

患部をグリグリ押したり揉んだり・・・。

筋肉が破壊され、更に身体が固くなります

 

筋肉が破壊された患部をコリと勘違いされ

更にグリグリ押したり、揉んだり・・・

更に身体(筋肉)の細胞が破壊され、更に身体が固くなり

 

もう「負のループ」です

 

これが「揉み返し」ですね

 

「肩こり」なんてのもこの一部が含まれるかもしれませんね

 

なぜ身体に合わないことをすると身体(筋肉)が固くなるのか?

怖い人や緊張する人に出会う時

仕事のプレゼンなど発表する時

同じレベルぐらいの対戦相手と試合する時

緊張して、身体が硬直し固くなっていると思います

 

安心できる人と一緒にいるとき

楽しい仲間と一緒にいるとき

格下と試合で対戦する時

緊張が解れ、身体がリラックスしていると思います

 

このように考えると

「初検は緊張により好転反応は出やすい」

とも言えます

 

これは治療だけでなく

職場でも「上司と部下・同僚」でも起こるし

学校でも「先生と生徒、男女間」でも起こるし

家でも「親と子、夫婦間」でも起こるし

日常に溢れていることと言えますね

 

重要なのは身体の為にも

「自分がリラックスできる空間がある」

ということですかね

 

自分がリラックスできる空間こそ

「命の洗濯」かもしれませんね

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